思い出の袋帯を利休バッグにリメイク

こんにちは はなです。

ずっと桐箪笥の中で大切にしまったままで、一度も締めたことのなかった袋帯。

古めかしい帯をよく見てみますと、昭和の時代の丁寧な手仕事による刺繍がとても美しい。

金糸も、しっとりとした風合いで御所車や藤の花の絵柄も素敵ですが、着物にコーディネートする機会が今後も無さそうです。

テーブルランナーにリメイクしてみようかしらとも思いましたが‥

何だか日本文化がお好きな外国人家庭みたいと躊躇したり。

やはり母から譲られた物は、次世代の娘にも大切に繋げてあげることも大事だとも思うのです。

そんな時に、思い出の着物や帯をリメイクするウェブサイトに偶然にたどり着きました。

中でも、利休バッグに仕立てるページに引き寄せられました。

スカーフや着物、帯の布をオーダーメイドで仕立てて下さるのです。

以前から、使い勝手の良さそうな利休バッグを欲しいと思っていましたので嬉しい出逢いでした。

早速、帯を届けてデザイン

と製作見積もりをお願いしました。

私のリクエストは、荷物がある程度入るマチと御所車と藤の花を配したデザインで着物姿で持った時に品格のある大きさの利休バッグをということでした。

袋帯の裏地の正絹の布地も、持ち手やマチに上手に生かして下さり、製作費も呉服屋さんで見た同タイプのバッグの三分の一程度の価格でしたので喜んでお願いをしました。

待つこと１ヶ月。

想像以上に素敵な利休バッグに仕立て上がり感謝感激です。

実家の両親にも報告しましたら「こうして活かしてもらえて、大切に使って貰えるのは嬉しいよ。」と言ってもらえてひと安心。

思い出のある着物や帯をリメイクして、新たな命を吹き込んで大切に使うというのも良いですよね。

創作袋物講座は、こちら☆☆

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